なぜセミナー参加後に学んだ内容を上手く活用出来ないのか?

〜ラーニングの問題を考える〜


セミナー参加後にこのような経験はありませんか。


「これどうやって現場で使おう?」

「このエクササイズを明日から現場で使おう!」

「習ったエクササイズをやったけど効果がない...!」


などなど


これらは学習方法が引き起こす間違った結果なのです!!


特に真ん中の「このエクササイズを明日から現場で使おう!」は、こっちの要望でしかなく患者・クライアントの事を全く考えていない最悪な考え方です。


現在、日本には様々なセミナーが行われております。 セミナーを受け単純に知識のみをつけるのでは現場で使えません。こちらを読んで、今一度どのように学習し現場で使える知識・技術を培うべきか考えてみましょう!



Active Learning vs. Passive Learning


この言葉を聞いたことはありますか?

アクティブ・ラーニングとパッシブ・ラーニングです。


冒頭でお話した学習方法が引き起こす間違いは、この二つで説明がつきます。


アクティブ・ラーニングとは、学習する人が能動的に学習プロセスに入り、様々なやり方を使って学習する方法です。

例えば、仲間とディスカッションをする・プレゼンテーションをする・適応させ分析をする、などを行うことです。これらを行う時、能動的にリサーチ&学習を行い自らこの学習プロセスに入り、そして論理的に物事を整理する必要があります。このプロセスが非常に重要です。


パッシブ・ラーニングとは、他動的に話された内容を学習する方法です。

例えば、セミナーの講義を聞く・宿題の本を読む・オンライン講義動画を観るなどです。これらは、話し手(講師・著者)が使う言葉を取り込み学習する形になります。


この二つのプロセスはどちらも非常に重要です。

ただ、最大の問題は、パッシブ・ラーニングのみの講義が非常に多いことです。


つまり話し手が使う言葉を聞き、その言葉をちゃんと理解していない状態で現場利用をしようとしているのです。なぜこれが起こるのかと言うと、単純に講義を聞いているだけだからです。

これは、伝言ゲームしているのと同じです。

伝言ゲームでも途中で伝え方・伝わり方が変わることがありますよね?


これと同じことが冒頭の問題にも起こっているのです。



Project Based Learning


そしてもう一つ重要なのが、Project Based Learning (PBL)方式です。


PBL方式とは、日本語では問題解決型学習と呼ばれます。この方式では、講師はTeach (教える)のではなくCoach (コーチ)すると言うことです。


・Teach (教える)は単純に言葉で話して説明する。

・Coach (コーチ)は経験をマネージメントする。


と言う違いがあります。


この言葉の違いを考えると、なぜ英語でストレングス&コンディショニングスペシャリストの事を、ストレングス・コーチと言うのか分かりますよね!?(ストレングス・ティーチとは絶対に言いません) これは、ウェイト・自重などのトレーニングから得られるストレングス(力)を経験させて、それをマネージメントすることが出来るからストレングス・コーチなんです。


話を戻します。

つまり我々のような体の専門家に求められる講義とは、現場で使える経験をマネージメントしてあげる物と言うことになります!


これはプレゼンテーション・ディスカッション・文として書き起こすようなプロセスを行い経験させることで可能となります。



Active Learning + Project Based Learning


このように考えると多くのセミナーがパッシブ・ラーニングですよね?


よって冒頭のような間違い・応用力のなさ・現場で使えない、なんてことが起こるわけです。

「習ったら後は現場で経験を詰んで学べ」と言う言葉もあります。ですが、我々のように体を扱うプロとしては、命取りになりかねません。なぜならその間違いにより患者・クライアントの症状を悪化させる恐れがあるからです。


Active-Aid Programでは、このような事を考慮して講義プログラムが編成されております。


皆さんも今一度学習方法について見直し、現場で使える知識・スキルを一緒に研鑽していきましょう!

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