対話の重要性〜売れてるトレーナー・治療家はここが上手〜

我々トレーナー・治療家にとって重要なのは、知識・技術だけではありません。
これだけでは、現場で足りないのです!
皆さんは、トレーニングの知識・治療の知識だけを患者・クライアントに話していませんか?
トレーニングの知識・治療の知識を伝え、その重要性や現在の体の状態を伝えることは非常に重要です。
ですが、相手がこれをそこまで求めていない場合、致命的な行き違いが起こります。
本日は、対話の重要性について2つのポイントからお話します!
1. 相手が何を求めているか
まず対話の基礎と言える部分、カウンセリング(=問診)についてお話します。
ここで多くの人が重要視するのは、
・怪我の既往歴
・怪我が起こった理由
・どのように怪我したか...etc
のようなことだと思います。
これらは言うまでもなく重要です!
ですが、上記と合わせてこちらを絶対に着目しましょう。
それは、「あなた(患者・クライアント)は、何を私(トレーナー・治療家)に求めていますか?」です!!
この情報がないと、絶対に患者・クライアントは継続しません。
もしかしたらその人は、ゆっくりとリハビリをやって、インターバル中はトレーナー・治療家と世間話をしたいかもしれない...。
この場合、もしあなたが頑張ってエクササイズ指導をやっても、「頑張ってやってくれて嬉しいけど、自分のペースに合わないな...」って患者・クライアントは思ってしまいます。
つまり相手が何を求めているか知ることは、我々にとって最重要項目なのです!
2. 世間話
次に重要な点は、セッション中に何を話すか?です。
基本的に、治療・リハビリ・コンディショニング・トレーニング等は多少なりとも辛いですよね!?
出来ることなら皆さんもやりたくないですよね?(もし皆さんが怪我をしたとして)
つまり、患者・クライアントは治療・エクササイズが辛いのはわかっているから楽しく、または出来るだけ楽に効果的にやりたいわけです。
そんな時に、皆さんがトレーニングの話・治療の話のみをしたらどうですか?
ちょっと嫌になりますよね?笑
ここで重要になるのが、いかにセッション中に楽しませるか、です!
そこで必要なスキルが、幅広いお話が出来るか出来ないかなんですね。
よって我々トレーナー・治療家も日頃から様々な物・事に目や耳を傾け情報を収集する必要があります。そして、セッション中に患者・クライアントが楽しみながら辛い事を乗り切れるようにしなくてはいけないわけです。
対話の重要性
皆さんは上記の事を気をつけてセッションを行っていましたか?
意外と技術・知識に目が行きがちで、このような事を忘れているのではないでしょうか。
良く対話をし、患者・クライアントが皆さんの事を信用してくれると、皆さんが使う技術・知識も更に良い結果に繋がります。
今一度、どのような対話を行っているか見つめ直し、そしてセッションに臨んではいかがでしょう。
これが上手く行えると飛躍的に治療・トレーニング効果は上がります!
是非皆さんも試してみてください!